子どもの慢性的な便秘の解消法は?1歳2歳の子どもに試した食べ物や生活習慣の見直し

子育て
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子どもが便秘で苦しむ姿をみるのはつらいですよね。

長女は1歳を過ぎたあたりから便秘がちになりました。

便秘を解消するため、長女が1歳から2歳の頃に試行錯誤しながら自宅で試した解消法についてまとめています。

あくまで親の立場で実践してみたことなので、子どもの便秘で悩んでいる方はまずは専門の医療機関を受診することをお勧めします。

長女の便秘の種類・状態

長女の場合、1歳前後(離乳食が進んできたころ)から「見張りイボ」と呼ばれるものが肛門にできました。

見張りイボとは、肛門付近にできる魚の背びれのような形をしたイボ状の物です。

女の子に多い症状で、切れ痔が起き、切れた皮膚が炎症を起こして腫れ上がることで発症します。

腫れは、大きくなると異物感があり、その分痛みも強くなります。

長女は便秘といっても数日間便が出ないわけではなく、ほぼ毎日便が出るものの、排便するときに肛門が痛むのか泣き叫んでいました。

また、排便する際にお尻に力を入れたり、部屋のすみに行って誰も近寄らせないようにしたりしていました。

お尻に力を入れるのは排便するためだと思っていましたが、これは便が出ないよう我慢している状態のようでした。

1歳ごろに見張りイボがあることに気づいたときにかかりつけの小児科で相談した際は、「便秘の子に多い症状。年齢とともに治っていくもの」と説明されました。

しかし1歳半になっても排便の際に泣き叫ぶ状態が続き、再度かかりつけ医に相談するも「年齢とともに治る」との回答。

2歳になっても続いたので再度受診するも、「整腸剤を処方することはできるが、慢性的な便秘のためにずっと使い続けることになってもよくない」と言われ…

やはり根本的な解決のためには、生活習慣を見直すことが大事です。

便秘解消のために試したこと

慢性的な便秘を解消するために生活習慣を見直し、1歳から2歳の頃に試したこと(継続中)です。

  • 食物繊維の多い食材を食べる
  • 胚芽米を食べる
  • 朝一番に水を飲む
  • 朝トイレに座って出す習慣をつける
  • 寝る2時間前までに夕食を済ませる

子どもの便秘に関する本も読み、参考にしました。

子どもの便秘は今すぐなおせ/松生恒夫

食物繊維の多い食材を食べる

朝・昼・夕の食事はもちろん、バナナヨーグルトにオートミールをプラスしたものやサツマイモなど、おやつにも意識して食物繊維の多い食材を取り入れました。

サツマイモをよく食べた日は泣かずに排便できたりもしたので、効果があったのではないかと思います。

胚芽米を食べる

こちらは2歳すぎから取り入れた食材です。

最初に少しだけ食べさせ、アレルギーなどがないことを確認してから主食として取り入れました。

消化に負担がかかるようなので、我が家では白米に胚芽米を少量加え、ブレンドしています。

本では「もち麦」を勧めていますが、我が家では以前から試してみたかった「胚芽米」を取り入れてみることにしました。

胚芽米とは、胚芽が8割以上残るように精米したお米です。

白米よりも食物繊維を含め栄養価が高く、また玄米に比べて食べやすく、消化がしやすいのが特徴です。

朝一番に水を飲む

長女は牛乳が大好きなので、朝起きてすぐに「ぎゅうにゅ!」と求められるのですが、まずは水を飲むよう生活習慣を変えました。

消化に時間のかかるものよりも、まずは水で刺激を送る方が良いようです。

朝トイレに座って出す習慣をつける

こちらは最初の数日は実践するも、断念した取り組みです。

長女はまだトイレトレーニングを本格的には始めていないため、トイレで排泄をする習慣自体がなく、またトイレに行くことを嫌がったりもします。

そのため、この習慣についてはトイレトレーニングを本格的に始める段階で再度取り入れようと思っています。

寝る2時間前までに夕食を済ませる

本には「寝る3時間前までに夕食を済ませる」とあったのですが、保育園に通っていることもあり3時間前はなかなかタイムスケジュール的に難しいため、まずは「2時間前まで」に食べ終わるように工夫しました。

子どもの便秘解消のために生活習慣を見直した結果

1歳過ぎから食べ物については食物繊維を意識して食事に取り入れていましたが、その他の生活習慣の見直しは2歳以降に取り組みました。

その結果、泣きながら排便することがなくなりました!

これがかかりつけ医のいう「年齢とともに」に当てはまるのかは判断がつきませんが、見張りイボがまだ治っていない段階で排便の痛みがなくなっているので、胚芽米を主食に取り入れたことや生活習慣を見直したことに効果があったのではないかと思います。

まとめ

今までは、泣き叫んでいると「あ、いまウンチを出そうと頑張っているのだな…」と、こちらもつらい気持ちになりながら、ただ見守ることしかできませんでした。

それが今では「ウンチ、でたぁ」と私が気づかない間に出していたことを報告しに来てくれ、それだけで嬉しくなります。

ここまでくるのに1年近くもかかってしまい、その間ずっと長女につらい思いをさせてしまいました。

今思えば、他の病院も受診していたらもっと早く成果があったのではないかとも思いますが、長くはかかりましたが改善されたのでよしとします。


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