赤ちゃんの夜泣き対応で寝不足。
寝不足が原因で常に気が立った状態になり、日中も些細なことでスイッチが入って怒り爆発。
子どもに当たってしまったり、夫婦仲も険悪に…
この悪循環を断ち切るために、私が試した夜泣き対処法をご紹介します!
夜泣きの始まり
長男の夜泣きが始まったのは、生後7ヶ月ごろ。
夜中に急にギャン泣きが始まったり、1時間おきに泣き出したり。
こんな日も数日で終わるだろうと楽観的に構えていたら、すでに2ヶ月が経過…
これはおかしい!
なにか対策をしないと家庭が崩壊する!!
危機感をもった私が最初にしたことは、まず本を読むこと。
え?そこから?と思われるかもしれませんが、まずは信頼できる情報源から夜泣き対策を模索しました。
生後7~8ヶ月ごろの様子についてはこちら↓
参考にした本
私が夜泣き対策のために読んだ本は2冊です。
家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド
私がまず手にしたのは、「家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド」という本です。
論文などのエビデンスに基づいたねんトレ(ねんねトレーニング)のやり方を紹介しています。
ねんトレとは、赤ちゃんが一人で寝付くスキルを身につけるためのトレーニングのことです。
快眠のための、朝起きてから布団に入るまでのルーティーンの重要性や、寝るときの環境について。
また、夜寝る時間から逆算したお昼寝から起こす時間などについても記載があります。
寝ぐずりや夜泣きの対応策について、赤ちゃんの月齢別にやり方が記載されている点も取り入れやすいポイントです。
ただ、我が家ではすでに実践していることであったり、また現在の寝室環境では実践が難しいことであったり。
取り入れられるところは取り入れていこうと思う内容でした。
フランスの子どもは夜泣きをしない ―パリ発「子育て」の秘密―
次に読んだのは、「フランスの子どもは夜泣きをしない ―パリ発「子育て」の秘密―」というフランスの子育てについての本です。
著者はフランス在住のアメリカ人の母親で、フランスとアメリカの子育ての違いについて自身の経験を交えて書かれています。
夜泣きの対応として、「ちょっと待つ」ということが重視されています。
赤ちゃんが泣きだしたら、ちょっと待つ。
まずは、なにを要求しているのか観察すること。
この観察は、レム睡眠の周期で浅い眠りになって泣いてしまっているだけ(寝言泣き)なのかを見極めることにもつながります。
この本を読んで、長男が生まれて里帰りしていたころから、上の子を起こさないようにと泣いたらすぐに抱き上げていたことを思い出しました。
里帰りしていたころについてはこちら↓
この本では、夜泣きだけではなく、食育や子どもに対する姿勢など、フランスの子育てに関する考え方についても知ることができます。
夜泣き対策で実践したこと
我が家は家族4人で同じ寝室で寝ています。
そのため、赤ちゃんを長い時間泣かせたままにしておくと上の子も起きてしまいます。
今回は寝る環境を変えずに我が家でできるやり方を検討し、以下の流れで実践しました。
- 泣き始めて1~2分は様子をみる
- オムツなど、問題がなければお腹をトントンして寝かしつけを試みる
- それでもダメなら抱っこ
- 授乳は最終手段
まずは1週間この方法でやりきる!と断固たる意志を持って始めました。
夫にも協力してもらい、夫の休みの前日から開始。
夜泣き対策1日目
- 21時 寝かしつけ
- 23時 泣く、トントン、授乳、寝る
- 3時 泣く、トントン、抱っこ
- 4時 授乳、寝る
- 7時 起床
夜中の夜泣きを改善したかったため、23時に泣いたときにはそのまま授乳。
3時にまた泣き始め、トントンでは全く泣き止まず。
上の子が起きてしまわないよう、夫にリビングで対応してもらうことに。
1時間ほどたっても泣き止まないため、最終的に授乳すると寝ました。
初日は1時間以上泣き続けました。
夜泣き対策2日目
- 21時 寝かしつけ
- 23時 泣く、授乳、寝る
- 2時 泣く、トントン、寝る
- 3時 泣く、トントン、抱っこ
- 5時 泣き疲れて寝る
- 7時 起床
この日は2時に泣いたときにはトントンで寝ましたが、3時の泣きではトントンでは寝ず。
夫がリビングに長男を連れていき、そのまま2人でリビングにいました。
抱っこだと寝るけれど、布団におろすと泣くを繰り返し、結局泣き疲れたのもあってか授乳なしで5時に寝ました。
長時間対応してくれた夫に感謝です。
夜泣き対策3日目
- 21時 寝かしつけ
- 23時 泣く、授乳、寝る
- 1時 泣く、トントン、寝る
- 3時 泣く、トントン、寝る
- 5時 泣く、トントン、授乳、寝る
- 7時 起床
トントンで寝る回数が増えてきたものの、1~2時間おきに泣くのは変わらず。
夜泣き対策4日目
- 21時 寝かしつけ
- 1時 泣く、トントン、寝る
- 2時 泣く、トントン、寝る
- 5時 泣く、トントン、授乳、寝る
- 7時 起床
この日は23時ごろに起きず、1時に泣き始めました。
トントンで寝るものの、夜中に何度も泣いていました。
夜泣き対策5日目
- 20時 寝る
- 23時 泣く、授乳、寝る
- 3時 泣く、トントン、抱っこ
- 4時 寝る
- 7時 起床
疲れていたのか早めに就寝。
23時の授乳後、次に泣くまでに4時間ほどあきました。
夜泣き対策6日目
- 20時 寝る
- 22時 泣く、授乳、寝る
- 3時 泣く、トントン、抱っこ
- 4時 寝る
- 7時 起床
この日も早めに就寝。
22時に授乳後、次に泣くまでに5時間弱あきました。
夜泣き対策7日目
- 21時 寝かしつけ
- 23時 泣く、授乳、寝る
- 4時 泣く、トントン、抱っこ
- 5時 授乳、寝る
- 7時 起床
最終日。
この日も23時の授乳後、5時間弱あきました!
夜泣き対策を実践した結果
夜泣き対策5日目から効果が表れました。
1~2時間おきの夜泣きが、3~5時間に間隔があくように!
間隔があくようになったので、私の寝不足も徐々に解消されてきました。
夜泣きをゼロにすることはできませんでしたが、一定の効果を得ることができたので良かったです。
また、この1週間の傾向を振り返り、夜中の授乳をゼロにするのは難しいと感じました。
そこで21時の就寝後、23時頃と3時頃に泣き始めたら授乳をして寝かしつけるスケジュールにすることにしました。
その他の時間に泣いた場合はトントンで寝かしつけます。
このスケジュールで対応したところ、23時の授乳後に私も就寝すれば、夜勤が夜中の3時の一回で済むという日も多くなりました!
まとめ
夜泣きで気力も体力も削られて常にピリピリモードだったのですが、今では寝不足も解消されて日中も穏やかに過ごすことができています。
一時はどうなることかと思いましたが、本を参考に夜泣き対策を試してみてよかったと思います。
子どもとの相性や向き不向きもあり、なかなか難しいこともあると思います。
現に長男の場合は夜勤をゼロにすることはできませんでした。
それでも夜勤を1回に減らすことができたので、大きな収穫です。
夜泣きに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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