産後入院中、授乳していると毎回乳首が痛くなりました。
授乳のたびにこの痛みに耐えないといけないのか…と思っていましたが、授乳指導のときに助産師さんから説明がありました。
授乳中に乳首が痛いのは、授乳姿勢が誤っているから。
ちゃんとした姿勢で行えば痛みはありません。
そうはいっても、なかなか痛みはなくなりません。
私が出産した病院では、母乳量の計測がありました。
産後3日目にはおっぱいが張って激痛なのに、赤ちゃんが飲んだ母乳量を計測すると4gという悲しい数値が…
おっぱいが張るほどなので、母乳は生成されているはず。
やっぱり授乳姿勢が悪いからなのかな…
悩んでいたとき、助産師さんが丁寧に、そして的確にアドバイスをくれました。
助産師さんのアドバイス通りに授乳すると、次の母乳量の計測では36gに増量!
今回は、その時のアドバイスについてまとめました。
授乳時の浅飲み(浅吸い)の原因と、その対処法について知りたい方の参考になると嬉しいです。
母乳がうまく飲めていなかった原因
私と赤ちゃんの場合、飲んだ母乳の量が少なかったのは浅飲み(浅吸い)が原因でした。
浅飲みとは、赤ちゃんが乳頭の先だけを咥えている状態をいいます。
本来、正しい授乳姿勢は赤ちゃんが乳輪まで咥えていること、授乳時に痛みがないことが基本です。
乳頭の先だけを咥えられているため乳首に痛みがあり、また赤ちゃん側もうまく飲めていませんでした。
浅飲み(浅吸い)になってしまった原因
私の場合は、おっぱいが張っている状態でそのまま授乳していたからでした。
これにより赤ちゃんがうまくおっぱいを咥えることができず、浅飲みになっていたのです。
おっぱいが張っていると乳輪まわりも硬くなっているため、十分に咥えることができません。
浅飲み(浅吸い)をなおす授乳の仕方
ポイントは2つ!!
- 乳輪まわりをほぐす
- おっぱいを持ち上げる
乳輪まわりをほぐす
おっぱいが張っていると、乳輪まわりも硬いため咥えにくくなっています。
そこで、乳輪のまわりを親指と人差し指の腹で360度色々な方向からつまみます。
だいたい1〜2分ほどやると柔らかくなり、母乳も滲み出てきます。
この状態になって、やっと授乳を開始します。
乳輪まわりが硬くて乳頭しか咥えられなかった赤ちゃんも、このワンステップを踏むだけで柔らかくなった乳輪まで口に含むことができます。
おっぱいを持ち上げる
おっぱいが張っているときは、母乳が溜まっているため重みがあります。
赤ちゃん1人では重みを受け止めることができないため、補助としておっぱいを持ち上げます。
おっぱいの付け根を持ち上げ、赤ちゃんの口が開いたら赤ちゃんをおっぱいに吸い付かせます。(おっぱいではなく赤ちゃんを引き寄せます)
こうすることで、より乳輪全体を咥えることができます。
また、厚みのあるハンバーガーを手で押さえながら食べる時のように、おっぱいも厚みを減らすように片手で挟みながら赤ちゃんの口に入れるやり方も良いと言われました。
まとめ
赤ちゃんがうまく母乳を飲めない原因の一つとして、浅飲み(浅吸い)があります。
浅飲み(浅吸い)を防ぐポイントは2つ。
- 事前に乳輪まわりをつまんで柔らかくする
- おっぱいを持ち上げてから赤ちゃんを引き寄せて授乳する
これを実践してから、乳首の痛みもだいぶ軽減されました。
正しい授乳ができていないと、白斑やしこりができたり、乳腺炎になってしまう可能性もあります。
私が乳腺炎になりかけたときの対処法も紹介しています。
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