自然分娩の出産レポート

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2018年7月に長女を自然分娩で出産しました。
陣痛から産まれるまで12時間という、初産としては平均的なお産の流れでしたが、振り返ってみても大変でした。

お産の前兆

21:00頃
ここ数日、生理痛のような痛みの前駆陣痛がしばしばあり、同じような痛みが1~2時間ごとにくる。

2:30
定期的な痛みに変わる。
だいたい7~8分間隔。
これは本陣痛か!?と思いつつ様子見。

3:00
夫を起こさぬよう別部屋で陣痛カウントを始める。
だいたい5~7分間隔。
病院からは10分間隔になったら電話するように言われていたのですが、もう少し様子を見ることに。
入院グッズの再点検を実施。

本陣痛と確信、産院へ

4:00
4~6分間隔。
これはそろそろ電話した方がいいかも、と思い陣痛の合間に身支度。

5:00
病院へ連絡。
陣痛間隔を伝え、今から行くことに。
ここでやっと夫を起こす。
夫の身支度はあっという間。
タクシーの配車を依頼。
この時はまだ陣痛がきていない間は動けるし、陣痛中も立てないけれど会話はできる状況。
タクシーがなかなかつかまらなかったけれど、10分ほどできてくれました。
配車センターの人も、タクシーの運転手さんも、遅くなったことについて何度も謝ってくださいました。
陣痛タクシーに登録していたので、急がないと!!と思ってくれたのだと思います。

タクシーを利用する方は、あらかじめネットで「陣痛 タクシー」などで検索して登録するとスムーズに病院まで連れて行ってくれますよ。

6:00頃
夜勤の助産師さんが対応。
会話する余裕があるからまだまだかもよ?と言われつつ診察してもらうと子宮口4cm。
今日中には産まれると思うけど、まだ陣痛にパンチがないから進みが遅いかも、と言われる。
ひとまず時間外のため入院に。
実母に病院へきたことを連絡。
ホッカイロを分娩着ごしに張る。
陣痛中は夫に腰を押さえてもらう。
私はさするよりもホッカイロ越しに押さえてもらう方が楽でした。

7:30
朝食。
食べる気力も食欲もなく、ほぼ夫に食べてもらう。
その間も陣痛が始まったら腰を押さえてもらう。

8:40
今日は平日のため、夫が会社へ休みの連絡。夫が会社を休んでくれて本当に助かりました。

9:00
先生出勤。
陣痛中はもう動けず、会話もできなくなってくる。
診察の結果は5cm。
先生から、出産は夜になるだろうねと言われる。
え!?痛み増してるのにそれしか進んでないの!?と絶望。
夫は、痛みも強くなってるみたいだし、そういいつつ早めになるかもよ!と希望を述べてはくれましたが、私はこの痛みでも5cmにしかなっていないことへの絶望感でいっぱい。

10:30
実母が病院に。
正直、なぜ今来たの?と疑問に…
実母ながらいると気を使うし、陣痛中も「こっちはみてるだけだし辛いよね~」と言うだけなので帰ってほしくなりました…
それほど陣痛に翻弄される。
陣痛中は顔がひきつり、悶える。
夫の腰押しがないと頑張れない。
夫もNSTで値が50を越えると腰を押さえてほしくなることを学んでくれ、私が言う前にスタンバイしてくれるようになりました。

11:30
気を使うだろうから、と気づいてくれた実母が一度帰宅。

12:00
昼食がでる。
味噌汁の匂いも米の匂いも受け付けず、
デザート以外は夫に食べてもらう。
陣痛中は、ひたすら叫ぶ。
「はぁあぁぁあ」と言わないと息ができない状況。
もうどうしたらいいのかわからずパニック。
夫の腰押しにすごく助けられ、夫がいないと陣痛に耐えられない。
後から聞くと、夫はこの時トイレに行きたかったらしいのですが、陣痛対応で行けなかったみたいです😅

12:30
助産師さんがきて子宮口確認。
8~9cm。
ただし、破水はしていないので分娩には至らず。
12:45にまた確認しにきますと言われる。
子宮口は思っていたより早く開いてくれて少しホッとしました。

12:45
助産師さん再び。
内診してもらい、破水ありとのこと。
ただし、今の陣痛間隔が3~6分で、1~2分にならないので分娩に時間がかかると思うけど分娩室に行きますか?と確認される。
行く!行く!行きます!!
もう押し出したい間隔が強くなっているし次の段階に進みたい!と思い、食い気味で返事をしました。

分娩台へ、そして出産

12:50
分娩室へ移動。
夫も立ち会います。
この時、眼鏡をはずし、酸素マスクをつけられました。
先ほど書いた通り、陣痛の痛みに翻弄されて呼吸が疎かになり、息を止めてしまっていたことが原因ではないかと今になって思います。
陣痛中は、必ず呼吸を意識し、ゆっくり吸って吐いてを繰り返すことに集中した方が気を紛らわすことができると思います。
分娩室では、陣痛弱め(これでも弱めなの!?とビックリするくらいの痛みなのに…)なうえ、分娩のいきみが足りず、助産師さんの言っていたとおり時間がかかりました。
分娩態勢も何回か変えさせてもらったのですが、いきみのコツがつかめず何度もギブアップ。
陣痛の合間に助産師さんにいきみ方のアドバイスをもらいました。
いきむ時は、陣痛の痛みのピーク時に、小間切れではなく一度にもっと長くいきむの、と言われるもなかなかできず。
もう無理かもしれない、出てこない、と何度も何度も弱音を吐きました…
いきんでる時にも「ふあぁぁぁああ」と叫び声が出て、
これ、母親教室とかでみたDVDの出産場面とリンクしてるなぁとふと思い出したりしました。
会陰切開もされましたが、あまり覚えていません。
いきんでいる時に助産師さんと夫が、頑張れ!頑張れ!と応援してくれました。
気がつくと通常30分から1時間の分娩に、2時間もかかっていました。

14:50
やっっっっっと頭が出てきました。
赤ちゃんが出るときに、「もう少しででますよ!見えますか!」と声をかけられましたが、いきむのに必死で余裕もないし、眼鏡もかけてないので見えないしで「(見なくて)いい、いい」と言っていました😅
いきみすぎてクラクラし、目の前が霞んでいました。
そして、娘、やっっっと誕生!!
娘を見つつ、何かにゅるんと出たなという感覚があり、多分それが胎盤だったのだと思います。
赤ちゃんと夫は身体確認等を行うため別室へ。
私は会陰切開の縫合等を受けました。
夫が分娩室に戻ってきた後、赤ちゃんも分娩室に再登場。
親子3人で過ごします。
産後二時間は分娩室で安静にとのこと。
写真を撮りつつ、夫は各所へ出産報告。

17:00
出血量が多いため更に30分延長に。
赤ちゃんとはここでお別れ。
夫が会社に電話報告するため、分娩室から一旦出る。
その後、隣のカーテン越しに別の妊婦さんが入ってきたのがわかりました。
陣痛中に「はあぁあぁあ」と言うのとか、みんな一緒なんだなぁと思いつつ、漏れ聞こえる音に注目。
と、陣痛サイクル2~3回のいきみで産声が!!!???
時間にして10分くらい!!!???
嘘でしょ!?
私、2時間!
漏れ聞こえる声から、第2子出産のようです。
私にもついてくれていた助産師さんが対応したようで、私のところを通ったので、「隣、早いですね」と声をかけると、でもその前が3日だったからね〜、と。
なんと、陣痛が3日。
漏れ聞こえる声から誘発剤を使って分娩になったようでした。
そうなると私と比較してもどっちもどっちかなと思ったり。
夫が戻ってきて、実母も病院に来ているとのこと。

17:30
出血量確認のため夫が分娩室から出され、
体格のいい看護師さん?助産師さん?に出血量を確認され、子宮の収縮が悪いからと子宮グリグリされました。
子宮に手を突っ込みつつお腹を上から押され、激痛。これ、本当に痛かったです。
出産の痛みに耐えたと思ったら人工的に痛め付けられHPマイナスに。
更に分娩室で30分延長になり、実母と夫が分娩室にきて会話。

18:00
出血量OKとなり、車椅子で病室へ移動。
夕食がでましたが、疲労困憊で食べきれず。

19:00
実母帰宅

19:40
夫帰宅

20:30
最初のトイレは看護師を呼ぶように言われていたためナースコール。
看護師さんが来たのでベッドから起き上がると、立ちくらみが。
看護師さんに「大丈夫ですかー?」と聞かれたので、「立ちくらみがします」と言うと、いつの間にか夢をみていました。
ハッと気づいた時には看護師さんの腕の中。
なんと、気絶していたようです!!
もう一度立ち上がり、トイレに向かおうとすると、また夢をみる…
ハッと気づくとソファーに横にされていました。
看護師さんも二人に増えていました。
産まれて初めての気絶。
しかも2回も!
結局自力でのトイレは断念。
我慢できなくなったら導尿と言われ、ひとまず我慢することにし、ベッドに横になりました。

22:30
体調回復したかな?と思い再びナースコール。
立ちくらみが少しあっただけで気絶することはなく、やっとトイレへ。

まとめ

1人目出産の時は、産後も大変でした。

夫にも母にも次は無痛分娩を検討する!!と何度も宣言したのを覚えています。宣言通り、2人目は無痛に。

1人目の時の反省点は、陣痛中の呼吸と、いきみ不足です。

陣痛中は、必ず呼吸を意識すること。痛いからと息を止めるのはNG。

いきむ時は、空気が漏れないように口をギュッと結んでおへそを覗き込むようにして力を入れること。

2人目は無痛ということもありますが、この2点を頭に叩き込んで出産に臨んだところ、1人目の時よりもスムーズに出産することができました。

2人目の時は私もあの隣にいた妊婦さんのように、分娩台に上がってから10分ほどで産まれました。

こうやって振り返ってみても、1人目と2人目の出産で随分違うなぁと思いました。

出産は人それぞれ、その時々でも違いますが、参考になれば幸いです。


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第二子の無痛分娩の出産レポートはこちら↓

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