「すごい左利き」のレビューです。
左利きってどんな人?
右利きと異なる点は?
左利きの得意・不得意について、脳科学をもとに解説しています
「すごい左利き」とは
「左利き」は天才?
「左利き」は何が得意で、何が苦手?
直感、独創、思考、記憶・・・
最新脳科学からわかった、左利きの真実が明らかに!!
【目次】
序章 すごい左利き
第1章 「直感」がすごい ーひらめきで人生が好転する
第2章 「独創性」がすごい ー豊かなアイデアが生まれる
第3章 「ワンクッション思考」がすごい ーひと手間が脳を強くする
第4章 「最強の左利き」になる
【著者のプロフィール】
・左利きの脳内科医、医学博士
・加藤プラチナクリニック院長、株式会社脳の学校代表、昭和大学客員教授
・発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家
【本の詳細】
出版社:ダイヤモンド社
ページ数:200ページ
発売日:2021年9月28日
「すごい左利き」を読んだ理由
夫婦ともに右利きの我が家。
2歳の息子が左利きのため、「すごい左利き」というタイトルに興味をもち読んでみることに。
もともと「左利き」には思考や発想、スポーツの面で優れた人が多い印象がありました。
左利きは何がすごいのだろう?
右利きとは何が違うのだろう?
今までもっていた漠然としたイメージについて脳科学の観点から解説されているということで、この本に興味をもちました。
「すごい左利き」を読んでわかること
- 左利きは左右の脳を使う機会が多い
- 左利きは「直感」や「独創性」がすごい
- 「直感」は脳のデータベースから導き出されたもの
左手は右脳、右手は左脳を刺激します。
右脳は非言語系を、左脳は言語系を処理します。
左利きの場合、左手を使うので右脳を使い、言語系の処理で左脳を使うことになります。
右利きに比べて、左利きは左右の脳を使う機会が多い!
右脳を刺激する機会の多い左利きは、「直感」も優れています。
「直感」とは意識では覚えていない膨大な情報を蓄えているデータベースから、精度が高く、より正確な情報を選択して導き出された結果だと考えています。
1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法 (P53-54)
今まで「直感」は当てにならない、単なる思いつきだと思っていました。
「直感」は脳のデータベースから導き出されたものだといわれると、信じてみようという気になります。
「すごい左利き」を読んで実践したいこと
- 左利きは言葉にするのが苦手なので、成長をゆっくり待つ
- 見て真似させる
- 直感を生み出しやすくするために、脳を刺激する
左利きは右利きに比べて左脳を使う機会が少ないため、言語処理が右利きに劣ります。
息子は左利きのため、コミュニケーションにかかわる部分については長い目でみて成長を待とうと思います。
将来、息子自身がコミュニケーションで悩むようなことがあれば、この本を渡すのも一つの手!
また、左利きは右脳を使ったイメージ記憶が得意です。
何かを教えるときは、言葉だけでなく見て真似させるように心がけようと思いました。
そして左利きの優れた直感力の精度を上げるためにも、常に新しい刺激を脳に与えるよう気を配ります!
「いつも同じ」では脳への刺激が薄れてしまうので、いつもとは違うこと・もの・場所を意識して。
これは左利きに関係なくできることなので、私もどんどん実践しようと思います。
まずは簡単なところから、帰宅するときの道を変えてみます!
「すごい左利き」はこんな人におすすめ
- 家族に「左利き」がいる
- 「直感」や「ひらめき」に興味がある
特に両親が右利きで、子どもが左利きのご家庭におすすめです。
右利きと左利きの脳の使い方の違いから、左利きならではの悩み・特徴なども知ることができます。
また、「直感」や「ひらめき」を生み出しやすくする方法も具体的に記載されているので、右利きの方でも参考になります。
いつもとは違う新しいことが脳を刺激しますが、いつもと同じ「習慣」について興味がある方は「小学生の勉強は習慣が9割」がおすすめ。
勉強に限らず、習慣化したいことがあるなら一読必須!
\\今まで読み聞かせてきた絵本を紹介//
にほんブログ村